2006-2012年小樽スケッチ・セレクション

小樽に魅せられて歩き始めて6,7年になるが、どこを歩き・何を描いたのか
振り返って、今年は?と考えている。

結構枚数は描いてその一枚一枚に思い出があるが、絵としてマシなのは無いが、
その中でも特に記憶に残るものは何枚かある。
どれもブログやホームページに載せたが、再度掲載する。

ブログでは、歩いて・描いた道順に沿ってのストーリー重視で載せた。
ここでは、港や海、坂、路地や建物という対象ごとに数枚づつ選ぶ。

港や海の見える景色




小樽全景
普段のスケッチではカメラを持ち歩かずその場で描くのを楽しんでいる。
この絵はainosatoさんの写真ブログ「小樽スケッチ」の作品を借用した。



清水町の高台から
描いている背中に桜陽高校がある。高校時代のの恩師がここの校長になり、50年程前訪問したことがある。その時もこの景色を目にしたはずだが記憶に無い。
清水町から市街地と港
下の絵とほぼ同じ場所からの絵だが、思い出がある。
所属している絵画サークルの>2011年の展覧会に3点出した内の1点。普段実物を人に見てもらう機会がないので
丁寧に描いたつもり。

望楼と港:住ノ江町
南小樽から住吉神社境内を通り北へ少し下った辺り。
下から登ってきた年配の人が住んで数年になるが、
この景色も良いですね、と話しかけてき、また登っていった。
祝津漁港
描いたのは2006年と大分前。漁船の荷揚げ場に
お邪魔して描いた。漁船を間近に描いた初めての
頃のもの。鰊御殿や今は使っていない日和山灯台
も懐かしい。
高島漁港
立ち入りずらい防波堤に入って、弁天島手前の所から、
10月の冷たい海風の強い日、背中に波飛沫を受けながら何とか
鉛筆で下書きをした。この景色は絵の左前方にある漁協市場辺りからは
何度も見ていて、前々から今回の位置から描いてみたいと思っていた。
銭函の漁師の作業場
銭函駅から少し小樽よりに歩いた海岸から
朝里駅と海


坂の景色


水天宮下の坂(山田町) 石山町の坂と港
小樽駅から北へ少し歩き、小樽の三大坂の内の二つ:色内小学校前の坂と
それに続く、浄応寺の坂を上り下りし、この寺の下を横に走る坂からの景色。
五百羅漢で有名な宗圓寺前の坂と港:潮見台
この坂も下からここまで結構の勾配と距離がある。坂、海それと絵には描いていないが
有名な五百羅漢を祀った寺がある。500体の羅漢像は壮観である。

手宮公園からの三本の坂
公園横の下り坂、絵の中ほどの2本の白い線:
左が十間坂、右が浄応寺の坂。2010年は坂を中心に
描いていたがその中の一番記憶に残るもの。

路地や建物




海陽亭:住吉町
小樽の最盛期を象徴する料亭。伊藤博文、岩崎弥太郎らが宿泊、
後年慎太郎・裕次郎の父なども利用したとのこと。
このことは別に景色自身の落ち着きが気に入り描いてみた。
稲穂町の路地
小樽駅近くの路地で5年前に描いたが、これに相当する路地はまだ見ていない。
今年何とか探し当てたい。

和光荘:潮見台
描いたのは2010年4月で、まだ木々が芽吹く前で建物全体が見えた。
その後6月頃近くを歩いたので寄ってみたら大々的な修復工事中であった。
修復後どうなったか気になってはいたが再訪していない。
生協裏の路地:入船町
入船十字街近くに生協があるがその直ぐ横裏。
この辺りにはいくつも小さな路地があり興味深い場所で
何度も来ては描いている。入船市場も直ぐ近い。

             
入船町の路地
上の絵とほぼ同じ位置だが狭い路地とその先の階段が気に入って描いた。
この近辺にはまだまだ描きたい所がある。

高島の路地
高島辺りは先の漁港のスケッチも含め、何枚か思い出深い
ものがあるが、出来は別にして、かって鰊で栄えた高島に
思いをはせる場所を探して歩いての一枚。
今の高島を象徴する景色ではない。
花園の路地
冬は余り小樽へ行っていないが、小樽らしい景色と思う。
駅前からの三角市場
これは小樽歩きのスタートの景色で、歩き始めや、
終わりに何度か描いている。


大まかに、港や海、坂、路地や建物に分けて載せたが、小樽に魅せられる原点の題材である。今年も似たような景色を探して歩きたいと思っている。

この記事は2012年までのブログ記事を元に作成。それらのリンク集から開ける。 ご笑覧頂ければ幸いである。
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